瑠璃一味のお戯れな学園生活
「思うんだけどよぉ」
龍之介はガブガブこんがり肉を頬張る。
「人間っておかしな生き物だよなぁ。牛や豚は増やして食っても何とも思わないのに、兎やらは食ったら可哀相なのか?」
「そ、それは…」
「ウサちゃんは可愛いし…」
口ごもる女性陣。
「絶滅しそうだから食わないようにしようとかいうのは、まだわかる。でも、可愛いから食わない、可愛くねぇから食う、増やせるから食う…その辺が、龍の俺としちゃあわかんねぇんだよなぁ」
首を傾げる龍之介。
「絶滅しそうなのだってそうだ。その動物が絶滅しちまったのは、生存競争の中で強ぇ動物に負けちまったからだ。強ぇ奴が生き残る、戦って負けた奴は消え去る。自然の中じゃ当たり前の事なんだけどなぁ…」
龍之介はガブガブこんがり肉を頬張る。
「人間っておかしな生き物だよなぁ。牛や豚は増やして食っても何とも思わないのに、兎やらは食ったら可哀相なのか?」
「そ、それは…」
「ウサちゃんは可愛いし…」
口ごもる女性陣。
「絶滅しそうだから食わないようにしようとかいうのは、まだわかる。でも、可愛いから食わない、可愛くねぇから食う、増やせるから食う…その辺が、龍の俺としちゃあわかんねぇんだよなぁ」
首を傾げる龍之介。
「絶滅しそうなのだってそうだ。その動物が絶滅しちまったのは、生存競争の中で強ぇ動物に負けちまったからだ。強ぇ奴が生き残る、戦って負けた奴は消え去る。自然の中じゃ当たり前の事なんだけどなぁ…」