瑠璃一味のお戯れな学園生活
「雨季は休眠の時期だな。臥龍(おやじ)は洞窟とかに潜んで大イビキかいてたって言ってたぜ」

「おれも、お昼寝好きだ」

龍之介とシルヴィが言う。

「そうだな…修行は少し休んで、体を休めるのもいいかもな」

霸龍闘が頷く。

「ふぅむ…」

頬杖をついたまま、思案する鬼龍。

ジトジトジメジメ鬱陶しいと嘆いていないで、梅雨の季節ならではの楽しみ方というのを考えるのも、悪くないかもしれない。

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