瑠璃一味のお戯れな学園生活
瑠璃一味の倍以上いた鬼達全員を蹴散らす頃。

「あれ」

キョロキョロと見回すめのう。

シンとリィの姿は、いつの間にかなくなっていた。

きっと瑠璃一味だけで後は片付けられると判断し、早々に去ったのだろう。

「あん、残念…」

キン、と小気味いい音を立てて納刀するめのう。

「助太刀のお礼、したかったのにな…」

この両者が再会するのは、半年後の天神学園中等部の屋上での話…。











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