瑠璃一味のお戯れな学園生活
リィシンの二刀流を、流水の如き剣捌きで受け流しためのうは。

「二刀に頼りすぎです」

後ろ廻し蹴りをリィシンの腹に!

「うっ!」

二刀の柄を交差させて、リィシンは辛うじて蹴りを受け止める。

一方リィファは、鬼龍の高速歩法・活歩を駆使した動きに翻弄されていた。

「精霊の力も借りていないのに…なんて動き…」

「拳銃相手は霸龍闘との組手で慣れてるアル」

弾道を予測しながらの攻防などお手のもの。

間合いを詰めた鬼龍は。

「そいやぁっ!」

母親譲りの猛虎硬爬山でリィファを吹き飛ばそうとして。

< 14 / 2,622 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop