瑠璃一味のお戯れな学園生活
勇者(ちち)の辿った道を
賑やかで、騒々しくて、しかし華やいだ雰囲気のクリスマステロ。
その会場を、シンは改めて見回す。
「不思議だよなぁ、そう思わないか?リィ」
「何が…?」
リィは兄の横顔を見る。
「だってそうだろう?」
シンはリィの方に向き直った。
「この天神学園ってとこにも、人間がいて、魔族がいて、別の種族もいて、武器を持ってたり戦う為の鍛錬をしている奴が沢山いて…さっきみたいな小競り合いも何度もあって…なのにこの学園には戦争が起きないんだ。不思議だよ」
その会場を、シンは改めて見回す。
「不思議だよなぁ、そう思わないか?リィ」
「何が…?」
リィは兄の横顔を見る。
「だってそうだろう?」
シンはリィの方に向き直った。
「この天神学園ってとこにも、人間がいて、魔族がいて、別の種族もいて、武器を持ってたり戦う為の鍛錬をしている奴が沢山いて…さっきみたいな小競り合いも何度もあって…なのにこの学園には戦争が起きないんだ。不思議だよ」