瑠璃一味のお戯れな学園生活
大してありもしない野菊の胸が、水着越しにシンの胸板に触れる。

適度に引き締まった野菊の太股が、シンの脚に擦れる。

柔らかさが伝わってきて、シンの鼓動が高まる。

少し汗ばんだ、野菊のしっとりとした肌。

甘い香りが漂ってきて、クラクラする…。

「彼女と私、どっちがいい?」

「か、彼女?」

「知ってるんだから!」

更に接近、距離約10センチ。

もう唇まで当たりそうだし、太股同士なんて完全に密着している。

「リィちんと一緒に写真に写ってた彼女!どんなに可愛くても、あの子はこんな風にはしてくれないでしょっ!」

奪い取られるなら色仕掛けって事ですかっ?

野菊、中学生にして恐ろしい子っ。

距離がますます縮まって、いよいよ直撃コースという所で。

「違うって!あれは俺が女装した姿だよっ!黒爪対策に、変装してみたんだって!」

観念したように目を閉じて、シンは大声で叫ぶ。

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