瑠璃一味のお戯れな学園生活
と、そんな妄想でニヘラニヘラしていると。

「霸龍闘…?」

心ここに在らずの霸龍闘の弁髪を、リィがクイクイと引っ張る。

「どうしたの霸龍闘…?」

「はっ?わっ!駄目だリィ!こんなとこで服脱いだらっっっ!」

妄想の延長線上のまま覚醒した霸龍闘、訳の分からん事を口走る。

「服…?」

こてん、と首を傾げるリィ。

「何言ってんだ霸龍闘?」

シンも怪訝な顔をする。

唯一野菊のみが、何やら妙な妄想をしていたらしい事に気付いてニヤニヤしていたが。

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