瑠璃一味のお戯れな学園生活
「私も書こうっと」

めのうが書き始めたのを皮切りに、瑠璃や孔雀も短冊を手に取る。

「私達も書こうか、シルヴィちゃん」

「何書いてもいいだか?」

咲花に教わりながら、シルヴィも短冊を書き始める。

「昔から人間はこういうの好きだよなぁ、書いたからって何が変わる訳でもねぇだろ?」

ロマンのない事を言う龍之介だが。

「ほら」

めのうが短冊を一枚とって差し出す。

「そういうテンション下がるような事言わないでよね、イベントの時はノるのも大事よ?」

「へいへい…」

苦笑いしながら短冊を受け取る龍之介。

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