瑠璃一味のお戯れな学園生活
新年早々イチャラブかますバカップル夫婦は置いといて。

「善師匠、ご挨拶が遅れました」

瑠璃は向き直る。

「新年明けましておめでとうございます、本年もご指導ご鞭撻の程…」

「おめでとうございます、瑠璃殿」

翡翠と違い、善は生真面目。

二人して深々と頭を下げ合う。

「どっちが師匠かわからないねぇ」

ケラケラ笑うめのう。

「そうだ、お二人に…」

善は懐からポチ袋を二つ出す。

「少ないですが、お年玉です」

「えっ、ホント?」

「有り難うございます、善師匠!」

嬉しそうに受け取る瑠璃とめのう。

幾ら入っていたのかは、ご想像にお任せします。

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