瑠璃一味のお戯れな学園生活
しばし考えた挙句。

「で、では…失礼して…」

ペインは指先に光を灯す。

「まぁ…」

手品の常套句、種も仕掛けもない…を地で行く光景に、思わず小さく声を上げる更紗。

ペインはその指先で宙に幾何学模様の魔法陣らしきものを描くと、その魔法陣をドラック&ドロップの要領で自分の肩まで移動させ、その魔法陣に手を突っ込んで。

「あら…」

更紗の肩を優しく揉んだ。

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