瑠璃一味のお戯れな学園生活
という訳で、夕城道場門下生総出での山籠もり決行という事になった。

「じゃあ龍之介も誘う?」

「勿論だ。アイツも夕城道場の門下生だからな」

孔雀の言葉に、瑠璃が腕組みして頷く。

「めのう、頼んだぞ」

「え゛」

瑠璃に言われて、ギョッとするめのう。

「わ、私が誘うのっ?」

「当然じゃないか、あ、姉さん、『誘う』っていっても『誘惑する』って意味じゃないからね?」

「わかってるよっ!」

「いや…姉さん天然だから…勘違いしてやしないかなって…」

「もうっ!からかわないでっ!」

めのうはからかわれていると思ったみたいだが、くー君目が結構マジでした。

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