瑠璃一味のお戯れな学園生活
ま、別に瑠璃一味がついて来るのは問題ない。

修行したい者はすればいいし、キャンプしたい者はすればいいだけの話だ。

一行は登山口から山道へと入っていく。

「ここまで山奥に来ると、あんまり暑くないな」

シンが意気揚々と歩きながら言う。

「渓流で釣りもできるし、綺麗な川もあるから泳げるぜ」

霸龍闘がシンと肩を並べて歩きながら言う。

「そう思って水着持ってきたんだよ、シン君。うぷぷ、また私の水着姿見れるよ、よかったねぇ?」

頼みもしないのにサービス満点な野菊。

「また泳げるだか?おれ、泳ぐのすきぃ」

シルヴィがキャッキャとはしゃぐ。

何かもう、山籠もりでない。

< 1,748 / 2,622 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop