瑠璃一味のお戯れな学園生活
それにしたって、このまま朝までここで眠ってたら、めのうや鬼龍にフルボッコにされる事間違いなし。

「霸龍闘…霸龍闘」

リィは他の者達に気付かれぬよう、小声で霸龍闘に言う。

「霸龍闘…起きて…こっちは女子のテント…間違えてるよ…」

「……」

ぐっすり眠って起きない霸龍闘。

リィは霸龍闘の背中をポンポンと叩くものの、それでも全く目を覚まさない。

困った。

目を覚ました他の女子に制裁を受けるのも不憫。

何とかして起こさなければ。

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