瑠璃一味のお戯れな学園生活
と。

「……」

ピタリと。

めのう、洗濯する手を止める。

川上から、何か流れてくる。

どんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきたそれは。

「…………桃?」

めのう、胡乱な目をするしかあるまい。

明らかに通常より特大サイズの桃が、渓流を流れてきたのだ。

丸々とした、形の良い桃。

そりゃこんなん流れてきた日にゃ、かたまるしかないよね。

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