瑠璃一味のお戯れな学園生活
さて、気を取り直して。

「それじゃあそろそろ撤収準備を始めるとするか。皆、忘れもんすんなよー」

霸龍闘がテントを折り畳み始める。

「いやー、なかなか楽しいキャンプだったアルな」

「待て」

「うんうん、渓流で釣りしたり、泳いだり、美味しいもの作って食べたり、面白かったねぇ」

「待て」

「こういうアウトドアもたまにはいい…星を巡る旅は命懸けだったけど、これなら楽しめる…」

「待てと言っている」

「また皆で来ような」

「待てと言ってるだろうに」

和気藹々と語る仲間達に、瑠璃が一言物申す。

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