瑠璃一味のお戯れな学園生活
買い出しを済ませ、チラシ配りを終え、メニュー表や看板作りも終了、椅子や机も準備できた。

るりるり亭が、店としての形になっていく。

文化祭翌日に迫った夜には、すっかり開店前の屋台になっていた。

早速メインシェフの鬼龍と野菊、シンらが全メニューを作り、瑠璃一味全員で試食してみる。

「美味い!相変わらずシンの仙豆は美味いなぁ!」

霸龍闘が喜んでがっつく。

「鬼龍の胡麻団子、美味」

瑠璃が黙々と胡麻団子を頬張る。

「何か売るの勿体ねぇなぁ、全部食いたいなぁ」

野菊のシュラスコを切り分けずに串でそのまま食べながら、シンが欲張りな事を言う。

概ね好評な、るりるり亭のメニュー。

これは当日の売り上げが期待できそうだ。

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