瑠璃一味のお戯れな学園生活
更に更に。

「また来てやったぞ」

翡翠先生、夕食に見参。

ドッカと椅子に座り、今度はメニューをまじまじと見る。

「この汁なし担々麺大盛りと、牛メシ、それから胡麻団子だ」

「胡麻団子は千円以上の注文じゃないと出せないアル」

中華鍋を振るいながら鬼龍が言う。

「小さい事を抜かすな、出せ」

「ダメアル」

「出せ」

「ダメアル」

「出せと言っておるだろうが」

「ダメアル」

「いいからつべこべ言わずに出「ダメアル」

鬼龍、鉄壁の拒絶ぶり。

おのれ、この中華小娘。

あの牛に乳が似ているだけあって、生意気な事この上なし。

「……一口餃子も一皿追加だ。それなら千円以上になるだろう」

翡翠は渋々追加注文した。

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