瑠璃一味のお戯れな学園生活
で、4時間目の終わり頃。

「うぅうぅうん…っ」

またも机に突っ伏し、霸龍闘は身悶える。

「腹減ったぁ…」

「さっき食べてきたんじゃないの?」

またもジト目で霸龍闘を見る孔雀。

「また腹減ったんだよ…孔雀、弁当食わせて」

「駄目だよ、これは僕のだから」

「じゃあ半分分けてくれよ」

「決闘してでも死守する」

愛刀の四季を構える孔雀。

母こはくの作る弁当は、それほどまでに絶品らしい。

ケチ、とこぼす辺り、流石龍娘によって図々しく育てられた霸龍闘だ。

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