瑠璃一味のお戯れな学園生活
とまぁ、それはさておき、孔雀は奏多のハンバーグサンドを食べていて思い出したのだ。

「奏多さん、ちょっと」

「え、何ですか?」

立ち上がる孔雀を見上げる奏多。

「いいですから、ちょっと…」

「え?ここでじゃ駄目なんですか?」

キョトンとする奏多に。

「……」

孔雀は流し目を送る。

「みんながいる前で、言ってほしいですか…?」

ずっきゅうぅうぅぅううぅうんっ(魔少年ビームが撃ち抜いた音)

頬を火照らせて、奏多は孔雀に言われるがままに、操り人形のように歩き出す…。

「あ…あれ…いいの…?」

リィが指差すが。

「駄目だ…奏多さんは既に孔雀の傀儡と化した…げに恐ろしき我が弟…」

瑠璃、見て見ぬふり。

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