瑠璃一味のお戯れな学園生活

乳ビンタよりも怖かった『川まで巴投げ』で、軽く風邪気味になって夜はあったかくして早寝した瑠璃一味。

翌朝は早くも修学旅行最終日。

昼には天神学園へと帰る事になる。

「何かあっという間の三日間だったねぇ」

「もうちょっと居てぇだ、皆でお泊まり楽しいのにっ」

咲花とシルヴィが朝食を食べながら話す。

「でも楽しかった…」

「そうだな、他所の土地に来なきゃわかんない天神の良さってのも分かったしな」

紅茶を飲みながら話すシンとリィ。

彼らはこの修学旅行で、また天神の秘密に近づけただろうか。

有意義な修学旅行になっていればいいのだが。