瑠璃一味のお戯れな学園生活
大きな鞄とお土産物を抱え、帰りの新幹線に乗り込む瑠璃一味達。

まるで日本じゃないみたいな、倫敦市の街並みが車窓から見える。

と。

「お」

霸龍闘が何かに気付く。

遠く見える倫敦塔。

その天辺が、ピカピカと光るのが見えた。

先日見た、スコープの反射光。

「リィ、見ろよ。コートニーさんだ」

「あ…本当…」

反射光の点滅は、モールス信号のようだった。

コートニーは告げる。

『ネ・エ・サ・ン・ニ・ヨ・ロ・シ・ク』

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