瑠璃一味のお戯れな学園生活
一回戦第三試合
「兄さん、準決勝進出おめでとう。姉さんと龍之介は惜しかったね、二人とも怪我は大丈夫?」
孔雀が、激励に来た夕城の門下生達に声をかける。
「私は平気だけど、りゅーちゃんの方が…」
「何言ってんだめのう、俺だってこんなんどって事ねぇよ、ただの癌だと思えば…」
癌の方が重病です。
「孔雀、次はお前の出番だな」
勝者とは思えないほどに痛々しい包帯、絆創膏姿の瑠璃が、孔雀の肩を叩く。
「お前が上がって来るのを待っている。決勝で会おう」
「気が早いな、兄さんは…」
クスッと笑う孔雀。
「ま…善処してみるよ」
孔雀が、激励に来た夕城の門下生達に声をかける。
「私は平気だけど、りゅーちゃんの方が…」
「何言ってんだめのう、俺だってこんなんどって事ねぇよ、ただの癌だと思えば…」
癌の方が重病です。
「孔雀、次はお前の出番だな」
勝者とは思えないほどに痛々しい包帯、絆創膏姿の瑠璃が、孔雀の肩を叩く。
「お前が上がって来るのを待っている。決勝で会おう」
「気が早いな、兄さんは…」
クスッと笑う孔雀。
「ま…善処してみるよ」