瑠璃一味のお戯れな学園生活
琴月流と『奴』
琴子は、抜刀した酷奏丸を久遠に渡す。
「持って御覧なさいな」
「え?」
面食らう久遠。
刀を手にするのなんて、生まれて初めてだ。
しかも黒い刀身の日本刀なんて…。
「狂奏丸に魅入られてるんでしょう?あれは口だけですの?」
「い、いえっ、本気です!」
自分の気持ちは見せかけだけのものではない。
その証拠を示す為に、久遠は琴子の差し出した酷奏丸、その柄を握り締める。
「持って御覧なさいな」
「え?」
面食らう久遠。
刀を手にするのなんて、生まれて初めてだ。
しかも黒い刀身の日本刀なんて…。
「狂奏丸に魅入られてるんでしょう?あれは口だけですの?」
「い、いえっ、本気です!」
自分の気持ちは見せかけだけのものではない。
その証拠を示す為に、久遠は琴子の差し出した酷奏丸、その柄を握り締める。