瑠璃一味のお戯れな学園生活
まだ銘すら分からない、久遠の刀。
「まさか、四季・色彩銘刀の一振りという訳ではありませんですの?」
「それはないと思います」
琴子の問いに、孔雀が答える。
四季・色彩銘刀は、翡翠の夏の刀『川蝉』、こはくの秋の刀『黄昏』、瑠璃の冬の刀『柊』、めのうの春の刀『夜桜』、そして孔雀の"大作"『四季』の五本のみ。
流石に久遠の手にする刀が、四季・色彩銘刀の新たな六本目という事はないだろう。
そもそも久遠が伝えたのは、狂奏丸に似た刀。
四季・色彩銘刀とは、些か毛色が違う。
「まさか、四季・色彩銘刀の一振りという訳ではありませんですの?」
「それはないと思います」
琴子の問いに、孔雀が答える。
四季・色彩銘刀は、翡翠の夏の刀『川蝉』、こはくの秋の刀『黄昏』、瑠璃の冬の刀『柊』、めのうの春の刀『夜桜』、そして孔雀の"大作"『四季』の五本のみ。
流石に久遠の手にする刀が、四季・色彩銘刀の新たな六本目という事はないだろう。
そもそも久遠が伝えたのは、狂奏丸に似た刀。
四季・色彩銘刀とは、些か毛色が違う。