瑠璃一味のお戯れな学園生活
「それに」

孔雀が悪戯な笑みを浮かべる。

「らしくもなく琴子さん、父さんに頭下げに行ってたじゃないですか。『久遠の腕前で狂奏丸のような性質の刀は危険すぎる、見てくれは狂奏丸に似せてもいいから、もっと素直な刀を持たせてやってくれ』って」

「~~~~っっっっ!」

琴子の赤面、絶好調。

「そ、そうなんですか?琴子さん…僕の為に、そんな…」

久遠まで頬を染める。

「何でバラしますの孔雀っっっっっ!あれ程久遠には言うなと言ったですのにっっっっ!」

「いいじゃないですか、麗しき師弟愛…それとも、恋愛感情ですか?」

「それ以上言うとぶち斬ってやりますのっっっっっ!」

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