瑠璃一味のお戯れな学園生活
一時間後。

「やぁやぁお待たせぇ」

出てきてほしいと持ち掛けておいて、リィより遅れてやって来る野菊。

時間にキッチリしているリィに比べて、ルーズな所は野菊らしい。

秋も深まり、そろそろ寒くなってきているというのに、野菊は太股丸出しのホットパンツを穿いていた。

相変わらずスラリとした長い脚。

野菊自身はそんなに背が高い方ではないが、バランスがいいのか、凄く脚が長く見える。

スタイルがいいのだろう(胸の大きさを除く)

「珍しい…野菊ちゃんが誘ってくれるなんて…」

ストンと向かいのボックス席に座る野菊に、リィが言う。

「うん、ちょっと折り入って相談があってぇ」

そう答える野菊は、自分の太股をスリスリと撫でていた。

…寒いらしい。

寒いなら、何故そんな格好してくるし。

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