瑠璃一味のお戯れな学園生活
お菓子と紅茶を雛菊から受け取り、シンは速攻で野菊をベッドに寝かしつける。
大丈夫だと言い張る野菊を、ほぼ強制的に抱き上げてベッドに入らせた。
「何嘘ついてんだよお前、体だって熱いじゃないか」
「だって…」
口元まで掛け布団に潜り込んで、野菊はシュンとなる。
「私が風邪引いたって聞いたら、シン君絶対デートに誘ったせいだって思うもん…そしたらもうデート誘ってくれなくなるもん…」
「…………バッカだなぁ、お前…」
ガシガシと頭を掻くシン。
そんな事心配してたのか。
「風邪引いたのは、お前が薄着してくるからだよ」
「だってシン君が喜ぶかなと思って…」
「……」
いや、そうだけど。
ホットパンツは非常に嬉しいけれど。
「外出デートの時は、もっとぬくぬく着てくればいいからさ…どっかあったかい屋内のデートの時だけでいいんだよ、そういう気遣いは…我慢してまであんなカッコする事ないんだよ」
「じゃあ屋内デートばっかりになっちゃうよ…」
毎回ホットパンツ穿いてくる気か、お前は。
大丈夫だと言い張る野菊を、ほぼ強制的に抱き上げてベッドに入らせた。
「何嘘ついてんだよお前、体だって熱いじゃないか」
「だって…」
口元まで掛け布団に潜り込んで、野菊はシュンとなる。
「私が風邪引いたって聞いたら、シン君絶対デートに誘ったせいだって思うもん…そしたらもうデート誘ってくれなくなるもん…」
「…………バッカだなぁ、お前…」
ガシガシと頭を掻くシン。
そんな事心配してたのか。
「風邪引いたのは、お前が薄着してくるからだよ」
「だってシン君が喜ぶかなと思って…」
「……」
いや、そうだけど。
ホットパンツは非常に嬉しいけれど。
「外出デートの時は、もっとぬくぬく着てくればいいからさ…どっかあったかい屋内のデートの時だけでいいんだよ、そういう気遣いは…我慢してまであんなカッコする事ないんだよ」
「じゃあ屋内デートばっかりになっちゃうよ…」
毎回ホットパンツ穿いてくる気か、お前は。