瑠璃一味のお戯れな学園生活
「兄様!」

「応!」

瑠璃とめのうの二人が、二人掛けで仕掛ける。

柊と夜桜を抜刀し。

「「剣技…」」

スゥッ、と息を吸い込む。

「「瓶覗・双翼(かめのぞき・そうよく)」」

双子ならではの息の合った峰打ち!

柊が原典の男の喉元を、夜桜が胸板を打つも。

「硬い…!」

瑠璃が絶句する。

とても肉を打ったとは思えない感触。

例えるなら分厚いダンプカーのタイヤでも打ったような。

その肉体は、才溢れる夕城の双子の斬撃をも弾き返す!

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