瑠璃一味のお戯れな学園生活
そんな中、放課後。

「あれぇ?」

中等部の校舎付近で人待ちをしていた鬼龍は、めのうに見つかってしまう。

「鬼龍ちゃんじゃん、どしたの?中等部に来るなんて珍しいね?」

「あ、ややや…」

赤面してドモリまくる鬼龍。

「私も春から中学生アルからな、ちょっと、ここはひとつ、敵情視察…いやっ、中等部の見学でもしようかと思っ「兄様に逢いに来たんだっ?」

鬼龍の必死な言い訳もまるっと無視して、身も蓋もない事を言うめのう。

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