瑠璃一味のお戯れな学園生活
「や、アイヤッ、めのうちゃん違「兄様ぁっ」
校舎中に響くような大きな声で、兄の瑠璃を呼ぶめのう。
「どうした?めのう」
肩に納刀したままの愛刀・柊を担いだ瑠璃が、廊下を歩いてくる。
「~~~~っ」
やっべー、本人ご登場だよ。
鬼龍、耳まで赤くなる。
「お…どうした鬼龍、中等部に何か用事か?」
瑠璃は剣術一筋真面目な漢。
今日がバレンタインデーである事すら知らぬ。
知っていても興味など皆無。
当然、鬼龍の目的など露ほども知らず。
「るるるるるる、るりっ!」
テンパって舞い上がって、台詞が平仮名になっている鬼龍。
校舎中に響くような大きな声で、兄の瑠璃を呼ぶめのう。
「どうした?めのう」
肩に納刀したままの愛刀・柊を担いだ瑠璃が、廊下を歩いてくる。
「~~~~っ」
やっべー、本人ご登場だよ。
鬼龍、耳まで赤くなる。
「お…どうした鬼龍、中等部に何か用事か?」
瑠璃は剣術一筋真面目な漢。
今日がバレンタインデーである事すら知らぬ。
知っていても興味など皆無。
当然、鬼龍の目的など露ほども知らず。
「るるるるるる、るりっ!」
テンパって舞い上がって、台詞が平仮名になっている鬼龍。