瑠璃一味のお戯れな学園生活
という事は、警備員であるスペシャルバカに会いに行っていたというのは野菊の事だったのか。

「うん、スペシャルバカはお母さんの弟だから。たまにはご飯食べに顔出してってお母さんの伝言伝えてたの」

「そうだったアルかぁ」

コクコク頷く鬼龍。

そんな彼女を見つめる野菊。

「あれえ?鬼龍ちん…」

フッ、と。

野菊の姿が消える。

そして次の瞬間。

「わぎゃあぁあぁあぁあぁっ?」

背後をとった野菊が、鬼龍の胸を鷲摑み!

「またオパーイ大きくなったぁ?」

流石スペシャルハレンチの娘。

こういう時は武道家を凌駕する身のこなしである。

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