瑠璃一味のお戯れな学園生活
「いやー、ピリピリしてたアルね、瑠璃達」

校門の前で各自別れた後、鬼龍が小さく溜息をつく。

「そりゃあシン達だって同じさ。リィなんて洞察力バリバリ働かせてた感じだぜ?」

霸龍闘も額の汗を拭う。

まだ未完成の二人の修行。

今、瑠璃やシン達にばれるのは拙い。

彼らに披露するのは、もっとちゃんとした形になってからだ。

それまでは修行している事も、どんな技を稽古しているのかも、出来れば秘密にしておきたい。

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