瑠璃一味のお戯れな学園生活
「まー安心してこんな話を出来るのは、咲花とシルヴィの前だけアルな。野菊は案外お喋りアルから」

鬼龍はそう言って、初等部に向かう直前だった咲花とシルヴィの方を見る。

「いいかシルヴィ、兄ちゃんと姉ちゃんには、俺達の修行の事話しちゃ駄目だぜ?」

「うん、わかっただ!おれ、やれば出来る子!」

霸龍闘に頭を撫でられ、両手を上げてアピールするYDK。

そうそう、そういう使い方だよ、やれば出来る子ってのは。

「咲花も、内緒アルよ?」

鬼龍が咲花の方を見るが。

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