瑠璃一味のお戯れな学園生活
放課後の下校時間までの全てを使って、稽古はようやく終了。

「だはぁ~…」

霸龍闘と鬼龍は汗びっしょりになって校庭に大の字になる。

そろそろ春も通り越して、気温が高くなってきた。

激しい運動をすると大汗をかく。

「早く帰ってお風呂入りたいアル…」

鬼龍もやはり女の子、汗臭いのは気になる。

「そうだな…今日はこの辺にしていいか?老師…」

ようやく身を起こした霸龍闘が、龍娘の方を見る。

「うむ、今日はここまでにしておくか」

オーバーワークも逆効果になりかねない。

腕組みしたまま龍娘が頷いた。

< 592 / 2,622 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop