瑠璃一味のお戯れな学園生活
「まぁまぁ、もうちょっとだからさ」
めのうが野菊の手を引っ張る。
「むー…めのうちんがそう言うなら…」
渋々了承する野菊。
と。
「ん」
孔雀が野菊の目の前にしゃがみ込む。
「?何、孔雀君」
「オンブしてあげる」
何食わぬ顔で言う孔雀。
「え゛」
野菊が目を丸くする。
「い、いいよ、孔雀君重たくなるじゃん」
「平気、僕はよく鍛えてるし、これも鍛錬になる」
しかし、初等部である咲花やシルヴィでさえ自分の足で歩いているのに、中等部の野菊がオンブしてもらうというのは…。
「だ、大丈夫、もう我儘言わないからさっ」
「そう…?」
野菊の言葉に、孔雀は立ち上がった。
めのうが野菊の手を引っ張る。
「むー…めのうちんがそう言うなら…」
渋々了承する野菊。
と。
「ん」
孔雀が野菊の目の前にしゃがみ込む。
「?何、孔雀君」
「オンブしてあげる」
何食わぬ顔で言う孔雀。
「え゛」
野菊が目を丸くする。
「い、いいよ、孔雀君重たくなるじゃん」
「平気、僕はよく鍛えてるし、これも鍛錬になる」
しかし、初等部である咲花やシルヴィでさえ自分の足で歩いているのに、中等部の野菊がオンブしてもらうというのは…。
「だ、大丈夫、もう我儘言わないからさっ」
「そう…?」
野菊の言葉に、孔雀は立ち上がった。