瑠璃一味のお戯れな学園生活
「父上ぇっ!霸龍闘ぉっ!」

バスルームの薄い扉一枚隔てた向こうから声がした。

「お風呂長いアル!後が閊えてるんだからさっさと出るアル!」

鬼龍が催促に来たらしい。

「何だよ、お前も入って来いよ鬼龍」

虎次郎がニシシと笑う。

「ちっせぇ頃は、俺がよく風呂に入れてやってたんだぜ?久々に一緒に入ろうや、父として乳の育ち具合を検分してやるぜ」

「は…」

扉の向こうで、鬼龍が狼狽する気配。

「母上ぇえぇえぇえっ!父上にセクハラされたアル!辱められたアル!」

「えっ…ちょっ…」

< 69 / 2,622 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop