瑠璃一味のお戯れな学園生活
そんな時だった。

「あのぉ…」

屋上の転落防止フェンスに寄りかかっていた瑠璃達に、声をかける者がいた。

振り向くと、少年少女。

話しかけてきた少女の方は、ボンヤリした印象。

少し眠そうな目をしている。

対照的なのは少年。

活発そうな雰囲気、活き活きとした表情。

少年の方は背中に西洋剣を、少女の方はサイホルスターをつけている。

「天神学園の先輩方ですよねぇ…?」

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