瑠璃一味のお戯れな学園生活
「何より貴様」

翡翠の怒りが頂点に達する。

「倅達に聞く所によると、めのうを強引に抱きすくめて無理矢理に接吻したそうではないか…!」

あら、お聞きになられたんですねお父様。

「純真無垢、穢れひとつ知らないめのうの清らかな唇を、貴様のような野良犬風情が…俺の目が黒から白に変わっても、めのうは貴様如きにはくれてやらんわ」

「いやいや、そんな事言わずにお父さん」

ヘラヘラ笑いながら言う龍之介に。

「貴様なんぞにお父さんなどと呼ばれる筋合いはないっ」

翡翠マジ切れ。

何この結婚の承諾コント。

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