瑠璃一味のお戯れな学園生活
埒があかない二人の問答。

このままでは昼休みが終わって午後の授業が始まってしまう。

と。

「いいじゃないか、すー」

男同士のムサイ押し問答の最中に現れた麗しの花一輪。

美麗奥方、こはくの登場である。

「龍之介さんが入部希望に来たんだろ?入れてあげればいいじゃないか」

「何を言うかこはく」

口をへの字にして言い放つ翡翠。

「きっとめーちゃんも喜ぶよ」

その言葉に。

「何言ってるの母様っっっっ!」

めのうがズザッ!と飛び出してきて叫ぶ。

隠れてやり取りを見ていたらしい。

なになに、龍之介が気になった?

プププ。

「そんなんじゃない馬鹿理事長!」

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