瑠璃一味のお戯れな学園生活
「何か俺より疲れてんなぁ、お前ら」

顔中絆創膏だらけの龍之介が瑠璃に言う。

彼も彼で、毎日のようにこはくに投げられ、殴られ、蹴られ。

それでも休む事なく毎日道場に稽古に来るとはどういう事か。

龍太郎並のタフネスである。

「めのうなんて女なんだからよぉ、たまにゃ休んだ方がいいんじゃねぇか?」

気遣う龍之介に。

「うるさぁあぁぁいっ!」

夜桜の切っ先を龍之介の鼻先へと振り下ろすめのう。

「年下の癖に余裕ぶって見下ろすなぁっ、私の方がお姉さんなんだぞっ、あっち行けSSB!」

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