瑠璃一味のお戯れな学園生活
龍娘の思惑通りに事が運ぶのは、翡翠としては面白くないのだが。
「相手してやれ丹下 龍之介。直々のご指名だ」
鼻の穴に奥まで小指を突っ込んでしまったせいで鼻血が出てアタフタしている龍之介に、翡翠が言う。
何やってんのSSBっ、とか言われながら、めのうにティッシュを貰っている。
「ふが?俺が相手していいのか?」
「貴様は夕城流の正規の剣客ではない。中華のとこの小娘に負けた所で、些かも夕城流の名は傷つかん。思う存分無様に負けるがいい」
「ひでぇ言われ様だなヲイ」
苦笑いしつつ、龍之介は鬼龍の前に立った。
「相手してやれ丹下 龍之介。直々のご指名だ」
鼻の穴に奥まで小指を突っ込んでしまったせいで鼻血が出てアタフタしている龍之介に、翡翠が言う。
何やってんのSSBっ、とか言われながら、めのうにティッシュを貰っている。
「ふが?俺が相手していいのか?」
「貴様は夕城流の正規の剣客ではない。中華のとこの小娘に負けた所で、些かも夕城流の名は傷つかん。思う存分無様に負けるがいい」
「ひでぇ言われ様だなヲイ」
苦笑いしつつ、龍之介は鬼龍の前に立った。