瑠璃一味のお戯れな学園生活
龍娘から教わった新技を、ほぼ自分のものにしつつある鬼龍。

龍之介の大柄な体が道場端まで吹き飛ばされた。

「ガッカリアル…」

溜息をつく鬼龍。

「スペシャルバカの再来と聞いてたから、もうちょっとはマシかと思ってたアル…こんなんなら霸龍闘に道場破り来させればよかったアル…」

失望したまま踵を返す彼女に。

「ちょっと待てや…」

ゆっくりと立ち上がる龍之介。

「そんな慌てて帰らなくてもいいだろ、土産に俺の技も食らって行けや」

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