瑠璃一味のお戯れな学園生活
「まぁいいんじゃねぇか?」

龍之介がゲラゲラ笑う。

「どうせ学園内には俺達以外いねぇしよ、別に竜の姿になっても問題ねぇだろ」

宿直室に住み込みの用務員の小岩井夫婦がいたりもするが、まぁあの人は細かい事であまり咎めたりしない人だ。

シルヴィがドラゴンの姿でいた所で、相変わらずボーッと見つめるだけだろう。

「そうだかっ?んじゃちょっとの間このままでいるだっ」

目を細めて笑うドラゴンシルヴィ。

「そうそう、可愛いからこのままでいてぇ♪」

咲花も喜んでシルヴィに頬擦りする。

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