瑠璃一味のお戯れな学園生活
「ひぃみっ、ふぁひぃをっ(君っ、何をっ)」

口を塞がれたまま騒ぐめのうに。

「しーっ、しーっ!」

龍之介は人差し指を立てて言う。

「大声出すな、他の奴らが起きちまうだろ」

「……」

めのうは静かに一つ頷く。

「騒がないって約束できるか?」

「……」

めのうがもう一度頷くのを確認して、龍之介は彼女の唇を塞ぐ手を取り。

「!!!!」

代わりに強烈なキスで唇を塞いだ。

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