通学恋愛

「バカッ!変態アホーーー!!!」


息が荒いあたしに、ネクタイを緩めた駿太は、怪しい笑みを浮かべる。


「だって、キスしてる時の渚、超かわいいし。
普通に、ちょーし乗るでしょ♪」
 

「こんの、変態がーー!」


ありえない!!!

学校でこんなこと!!!


茶髪をかきあげた駿太は、またニヤリとした。
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