通学恋愛
「えー…と、最後に食べたのいつだっけかな…」


指折り数え出す駿太。


「数えるほど食べてないの?そりゃ熱も出るよ!」


「しんどくて食べられなかった…ケホッ」


「なんか作るよ…じゃなきゃ薬も飲めないじゃん」


布団をかぶりなおした駿太は、うめくようにつぶやいた。


「わりぃ、頼むな」
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