通学恋愛
とりあえず、おかゆと、駿太リクエストの料理を並べた。


なんとかベッドから起きて座った駿太は、小さく拍手した。


「うまそーっ!

…渚って料理できるのな(笑)」


「失礼な!!」


駿太の寝ぐせのついた頭を、今日は軽く叩いた。


そんなイジワルも、久しぶりで嬉しかった。


…言えないけど。
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