通学恋愛
おかゆをまず一口食べた駿太は、素直に笑顔になった。


「うまいーっっ!久しぶりの飯、最高!」


「やった!おいしい!?」


実はおかゆ、初めてだったんだよね!


口元を拭った駿太は、また笑った。


「うまかった!サンキュ渚!」


そのまま、あたしの頭をよしよしして、軽く抱きしめた。


イジワルだと思ったら、いきなり何ー!?!?


心臓バクバクのあたしに対し、駿太はまだまだ離す気ナシ。


とうとう、あたしの頭に顎をのせた駿太。


「んー、やっぱ落ちつく」
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