通学恋愛
しばらく考えた駿太は、笑顔で何かをつぶやいた。


「………よ」


「え?」


聞こえなくて、駿太のベッドにちょっと寄った。


「も……よ」


「ごめん何て?」


聞こえない!

あたしは更に寄った。


とたん。


「隙アリっ」


駿太に引っ張られた。
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