通学恋愛
看病される(駿太side)


「はっ…はっ…


はっくしょーーーいっ!!!」



リビングから聞こえる、豪快なくしゃみ。


漏れそうな笑い声を抑えつつ、リビングを覗き込む。


と、ソファから伸びた細い腕が、テーブルのティッシュを取る所だった。


薬と水を持って、ソファに近寄る。
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